毅然と行こう! [my構成要素]
茂木さんのblog記事「聖なるもの(http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/05/post_c5a1.html)」を読んで,茨木のり子さんの詩を思い出した.
足を踏みつけられたら,「ばかやろう!」と反撃しなさい,というような詩である.
(内容はもっと高尚なことを語っているのですが,そのダイレクトな物言いがすてきです)
「表札」というタイトルの,石垣りんさんの詩にも,聖なるものを感じる.
私の信じる「聖なるもの」は何だろう? と考える.
たくさんある気がするのは,私が頑固で自己中心的で妄想力(想像力)がたくましいからかもしれない.
例えば,自分という存在が,少なくとも自分にとっては,とても貴重で愛おしい,ということ.
(これは,母や父や子や夫やきょうだいや友人や上司や同僚に対する,愛情や信頼にも通じている)
例えば,思ったことを文章にせずにはいられない,とか,好きな風景をついカメラにおさめたいという衝動とか,とにかく,「だれがなんと言おうと,これだけは譲れない!」と思うことは,あれやこれやある.
ちなみに,茂木さんの言われる「聖なるもの」,とは,
他人に何と言われようと、弱点や
短所を指摘されようと、
頑ななままにその価値を信じ続ける
ようなもの。
…
(中略)
…
自分の中では
絶対に揺るがないものとして
生き続けるもの。
である.これを読むだけで,背筋がしゃんと伸びる気がする.
今日もがんばろう.
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