“結婚して 子どもを持って 一人前”の真意 [雑ネタ]
昔,「結婚して初めて,一人前」とか,「子どもを持って,一人前」とか聞くと,なにそれ? 一人前の人間になるのに,結婚や家族構成は関係ないじゃない! と憤慨していました.
でも,今はこう思っています.彼らが言いたかったことは,「結婚しないと(できないと)一人前じゃないよ」ということではなく,「自分の身以外にも守らなければならない存在ができる」&「自分(たち)の周囲と,必然的にかかわりを持ち始める」ということなのではないか,と.
自分は自分.他人は他人.私は好きなようにやるし,みんなも好きなようにやればいい.干渉しない,されたくない....ということが,「一人前」になると成立しなくなってきます.
結婚するだけで,「どっちが掃除する?」,「どっちがお皿洗う?」,「今晩は帰ってくる? こないなら鍵かけちゃうけど」,「連絡がなければ夕食は残しておかないからね」などなど,必然的にコミュニケーションが生まれます.あるいは,今の仕事がいやだなぁ...と思っても,家族の中で自分しか働き手がいなければ,「辞めるとしても,次の職のあたりがついてから」と考えるでしょう.
子どもが生まれれば,経済的責任だけでなく,しつけなどの人格的責任,情緒に関する責任なども発生します.それに,私にとっては,子どもは自分の命よりも大切なものなので(死ぬのは恐いけれど,もし子どもに銃口が向けられていれば,必ず子どもの前に飛んでいくと思います...たぶん),子どもがいるだけで覚悟が違います.ふにゃふにゃしていられない,と思います.
結婚しないのも,子どもを持たないのも,それぞれの人生であり,選択であると思います.でも,やっぱり,子どもを持つと,人間は変わります(結婚じゃ変わらなかった...).
人生に変化のほしい人は,ぜひ,子どもを生みましょう! ...政府公報でした(?!).
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