値ごろ感 [あ~あの墓場]
仕事関係で飲みに行ったり八百屋で買い物したり不動産購入を検討したり,といろんな「買い物」をする場面を経てきて,自分の中に,それぞれの「値ごろ感」というものがはっきりあると感じます.
例えば,パン屋に行くと,130円のパンと110円のパンで迷う,とか.
飲み会なら3,000円徴収と4,000円徴収は大差ない,とか.
子供のジャケットならブランドもので3割引の2800円と,中古の400円で迷う(=ほとんど等価である),とか.
いや,何かというと,
今日,個人間取引で中古の三輪車を購入したのですよ.
「5年前に9,800円くらいで購入,キャラクタもの,傷あり」で1,000円,という売り主価格.
5年前ってことは,1~2人使ったのかな? 1,000円,ってけっこうな値段な気がするけど(中古の個人売買にしては),キャラクタでそこそこきれいなら,まぁいいかな? まぁ見てから決めよう….
と,思っていたのですが.
見たら,思ったより傷や汚れ,ゴム部分の劣化がひどかったです.まあ乗れないわけじゃなし,子供はそれなりに気に入りそうだからいいけれど,…これで1,000円かぁ,と思って,「…ちょっと値段を下げてもらえませんか?」と言ってみたのですね.
そうしたら「…じゃ,900円くらいで…」と.私としては500円くらいじゃない? と思ったのですが,まあ相手がそういう人ならしょうがないか(数百円で押し問答するのもなんだし).と思って購入しました.
でも,その後から,
「うーん… この状態なら,私ならせいぜい500円,廃棄費用なんかを考えると,無料で渡すけどなぁ…」
としみじみ思ってしまい.
思ったことをその場で言えない自分がしゃくで.
こんな小さなことを,何時間も後までずるずる引きずっている自分がしゃくで.
だから,この「あ~あの墓場」に捨てに来ました.
数千万単位の不動産購入のときは,100万円って誤差の範囲に見えるんですけどね.
お金って不思議ですよね.
でも,「1円を笑う者1円に泣く」っていうじゃないですか.
「値ごろ感」はたいせつだと思います.
でも,このみみっちい後悔はここで終わりにしよう.(パチン)はい消えた~.
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