いやな女 [あ~あの墓場]
朝の連ドラ「ちりとてちん」にますますはまる.
A子ってやな女やなぁ,と思う.でも,A子はちっとも“やな女”そうじゃないところが,また憎らしい.
なんでもかんでも比べられて(というか,自分自身がいちばん比べていて)劣等感を持っているB子に共感する.でも,師匠の渡瀬恒彦さんは言ってましたね.
そういう,いやな自分,みにくい自分と,よぉく向き合うこと.
そして自分とよぉく向き合ったら,次は,相手と向き合うこと.
なんていい師匠やないですか.
そして,A子に率直に気持ちを話せるB子,「草々兄さんの前で胸を張って生きられない人間にだけはなりたくない」から,と,恋敵に「いっしょにいてあげて」と頼めるB子.すごいじゃないですか.
ほんと,A子がやな奴だったらいいのに.
やな奴で,その悪さを暴けば大団円,だったらいいのに.
現実には,「やな奴」,「やな女」でも,対外的なことを考えてとりなしてあげなきゃいけないようなことが多すぎる.
「ほーらこの人はこんなにやな人でしょ~」と後ろ指させればどんなに楽かと.
人に後ろ指させば,残りの3本は自分のほうに向いているんですけどね.
自分のことを棚に上げてでも,人のことを非難したいときってあります.…ちょうど今がそうだったりして.
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