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「お兄ちゃん」という言葉の魔力 [雑ネタ]

電脳コイル(小説版)を読んでいて気になるのが,イサコのモノローグ.

「(中略)….お兄ちゃん.」

で終わるところが,やたら多い.

女の子にとって,お兄ちゃん(兄貴,ではなく)の存在は特別…なものなんだろうな.それも現実の「年上の男きょうだい」ではなく,身近にいて頼もしくて憧れるけれど永遠に結ばれることはない,みたいな.少女マンガの世界ですね.

そしてまた,青年向けマンガによく出てくる「妹萌え」の愛読者にとっても,「お兄ちゃん」は甘美な響きなんだろうな.

実は2人は血がつながっていなかった!! とか,ありがち(笑)

というのはおいといて,かくいう私も中学生のとき,女ともだちと「お兄ちゃんごっこ」してましたよ.私が妹で,男まさりの友人が兄.確かお兄ちゃんの名前はフランツとかで,私の名前はエリザベスでした.お兄ちゃんは,病弱で,天才ピアニストで…って設定だけで,だいだいやってたことが想像できますね(笑)

現実のお兄ちゃんは,もっといいかげんでだらしなくて不潔でどうしようもなくて….
でも大切なきょうだいなんですね.たぶん.

「生活」って,魔力はなくても,落ち着いた温かいものだと思います.


タグ:電脳コイル
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