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半信半疑,でも楽しんで読める坂本龍馬暗殺の謎解き『あやつられた龍馬』 [おすすめ本]

会社の同僚が,私に言いました.「信じないかもしれないけれど,日本の政治家だってアメリカの政治家だって,みんなロスチャイルド家(ユダヤ金融マフィア)に動かされてるんだよ.東日本大震災だって,彼らが人為的に起こしたらしいよ」.なーに言ってんの,と大笑いした私でしたが,地震はともかくとして,日本やアメリカの政治家が,財閥や金融筋に操作されているというのは,ありうる話だよなぁ,とは思いました.そして,ちょっと興味がわいたので,ロスチャイルド関連書籍などをいくつか覗いてみたのですが,その中で見つけたのが,この本『あやつられた龍馬 ~明治維新と英国諜報部,そしてフリーメーソン~』です.ちょっと怪しげなタイトルですが,おもしろそうだと思って読んでみました.けっこう面白かったです.


あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

  • 作者: 加治 将一
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本



この本は,坂本龍馬がだれに殺されたのか? 剣の達人が,なぜやすやすと暗殺されたのか? 事件の詳細が伝えられていないのはなぜか? などの謎を最初に提起し,坂本龍馬や幕末の志士たちが情報や見識をどこから得て,どのように活躍したのかを推理します.そして,なぜ殺されたのか,だれに殺されたのか,どのように殺されたのかまで大胆に推理してみせます.

まゆつばなところももちろんありますが,「なるほど,そう考えると筋が通る」というところもあります.これこそが事実だ! と言い張るつもりはありませんが,歴史解釈のヒントとして読んでみるには面白いです.「常識を疑え」という発想が好きな人には,特におすすめです.
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