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バッテリーIIを読み終えて [おすすめ本]

バッテリー〈2〉

バッテリー〈2〉

  • 作者: あさの あつこ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 文庫

物語は、おもしろかったです。でも、人物設定に納得がいきません。
展西はなんであんなに陰湿になれるの? 先生の言うことを聞くのが、そんなにいやだったの? そうならなぜ、そこまでして内申を上げようとするの? いくら表面をとりつくろっても、隠し通せるものではないでしょうに。

いろいろ考えていると、「結局、作者の人物設定がおかしいんじゃないの」という安易な結論が、頭の中にうずまきます。だって、あんなにいい子の青波に豪にサワにヒガシに、対する展西たちがあまりに悪者すぎる。巧の人物像を浮かび上がらせるための、虚像のように見えてしまいます。

彼等については、今後どう語ってくれるのでしょう? 次巻に期待したいのですが…。これっきり出てこなかったら、残念です。


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