梁塵秘抄を読む [ことば]
NHKの幼児番組「にほんごであそぼ」で時々取り上げられる「梁塵秘抄」を読んでみようと思って,手にとりました.
梁塵秘抄は,後白河法皇(1127~1192)が集成した「今様(いまよう:流行歌)」歌謡の珠玉集,だそうです.流行歌とは言っても節(メロディー)は残っていないのですが,ことばが面白かったり,五・七・五・七・七のリズムだったりして,それなりに楽しめそうだな…と思って,図書館で借りてみました.
選んだ本が悪かったのか,解説はほとんどなく原文のみだったので,読める部分だけ拾い読みしました.
・秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる 五
・遊びをせんとや生まれけむ,戯れせんとや生まれけん,遊ぶ子供の声聞けば,我が身さへこそ動(ゆる)がるれ. 三五九
などにやはり惹かれました.
次に読むときは,解説のついた本にあたりたいと思います.
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