無用の殺生 [雑草庵]
裏庭に,「よくわからん種」をいろいろまいています.
去年,大量に採れたユリの「種」をとりあえずまいてみたら,大量に緑色の草が出ました.
子どもが保育園から持って帰ってきた「よく分からない種」をまいてみたら,何やら黄緑色の芽がわさわさ出てきました.
そんなこんなで,裏庭にも水やりや栄養をせっせとやっていたら….
なにやら,大小さまざまの芋虫が,雑草にまでたかってしまい....
昨日見つけて,ぞおっとしました.
端からスコップでつぶして回ったのですが,どうも後味が良くない.
地中に潜んでいた,カール状の幼虫まで殺してしまったのですが,
よく考えると,カナブンとかなら殺さなくても良かったかな(蝶や蛾なら殺してよいのか?! という話ももちろんある)...などと思ってしまったりしました....
幼虫の群生なんて,見て見ぬふりをして,生かしてあげればよかったのかな...
でも,栄養たっぷりですくすく育つ芋虫の群れなんて,想像するだけでぞぉっとします...
カール状の幼虫を見つけたとき,
母「あ...かわいそうだけど,殺しちゃおう」
子「そうだね.お墓を作ってあげればいいよね」
という会話がなされ,子どもはいそいそと『ようちゅうのおはか』という立て札を作って持ってきたのですが,私が幼虫なら言いたい.立て札は要らないから殺してくれるな,と.
生きる,という上で,人間(私)と虫が対立関係になるときは,「ごめんね」と唱えながら殺します.でも,何をもって対立関係とみなすかは,人それぞれなんだよな… などということを,しみじみと考えてしまいました.
ごめん.でも,やっぱりキライなんだよぉ...
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