すばらしき合唱の世界 [音楽]
知り合いの方から,合唱のCDをいただいた.
さっそく聞いてみたら,ものすごく懐かしい空気が流れ出した.
私も,学生のときに,合唱をやっていた.
あの空気だ.
いま囚われている,さまざまな「現世」のこと,
たとえば宿題,
たとえば仕事,
たとえば試験,
そんなものごとすべてから解き放たれ,自分がまるで宇宙のようなところから「人間の心」を見つめているような気持ち…
合唱曲の世界とは,そんなところであるように思う.
季節のあれこれを感じ,
もののあはれに涙し,
生きる ということを感じる.
そんなあれこれの前では,「これ,明日の朝までにやらなくちゃ」とか,「今日の夕食どうしよう」とか,そんなのはほんとに,ほんとにちっぽけなことなのだ.
…現実に戻ってみると,そんなちっぽけな事々に追い回されている自分ではあるけれど.
CDをくださった方に,心よりお礼申し上げます.
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