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スリル満点,でも後味も良い『ある閉ざされた雪の山荘で』 [おすすめ本]

ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 文庫

なにげなく手にとって,読み始めて,中盤くらいまで読み進んで「しまった...」と思いました.

何って,こわいんです.物語中の「だれが犯人か」分からない中,一人ずつ登場人物が減っていく,という過程が,とてもこわいです.

そして最後に「あぁ,そういうわけだったのか」と深くうなずく結末….細かい点で,描写や設定に違和感が湧かないわけではないですが,全体的に「かなりよくできている」という印象があります.

終わり方(まとめ方)については,「あぁ東野さんの作品って,だいたいこんなトーンだよな」と思いました.その心は ――「女性心理はちょっとつかみそこなっている気がするけど,まあ爽やかな気分になれるな」,と.

まあ終わり方については個人の好みによる差がかなりあると思うので,…この作品はかなりお薦めですよ,みなさん!


タグ:東野圭吾
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