SSブログ

家庭内・頻出用語リスト [ことば]

次男のTはもうすぐ2歳.いろいろな言葉を話すようになりました.
よく使う言葉ほど,すぐ覚える(はず).Tの使用頻度の高い言葉は? と考えると,なかなか興味深いものがあります.

「マンマ」:まあ,当然ですね.ちなみに「ごはん(食べるもの全般)」の意
「ワンワン」:今でこそ,犬に対して使っているけれど,しばらく前は動物すべてが「ワンワン」だった
「パン」:Tはパンが大好きなんです

「キョーリュー」:恐竜,の意.「お母さん」よりも先に言えるようになった
「プチャン」:ポケモン,の意.「お母さん」よりも先に言えるようになった

「チャーチャン」:うちでは子どもに「お母さん」と教えている.でも覚えたのはワンワンより後だった
「トーチャン」,「ニーチャン」:「お父さん」,「お兄ちゃん」の意

「カワイー」:かわいい,という意味のはずだが,この間はピザを指さして「カワイー」と言っていた
「オッコッチャッタ」:そりゃあ,机からいろいろ落としたりこぼしたりしますからね
「アーア!」:同じく,使用頻度高し
「モッカイ!」:もう一回,の意.いないいないばあ,とか,手遊びとか,ふれあい遊びとか.何度もリクエストされます
「イタネー」:いた,の意.「ワンワン,イタネー」などと使う
「イナイネー」:いない,の意.使い方は「イタネー」と同様
「ターチャンモ!」:お兄ちゃんのまねをしたがったり,親のまねをしたがったり… 積極性は非常に良いけど怖いことも多い.おもちゃもいつも取り合いになるし

「ドーゾ」:そろえてある靴を,わざわざ持ち上げてこちらに勧めてくれる
「アリガト」:無言で頭を下げていたのが,つい最近,言えるようになった.正確には「アリァト」くらいかな?
「ゴメンネ」:無言で頭を下げていたのが,言葉がついてきた
「ダッコ!」:言えるようになってから,妙に連発しています.つい抱き上げてしまうこっちもこっちかな
「オイトイテ」:Tは,お手伝いのつもりで,洗って乾かしたコップやお皿を手に取り,こちらに運んできてくれる.気持ちは嬉しいけど壊れそうで怖い! そんな私が,「置いといて!」を連発していたのだろう…

書き終えて,上を眺めてみるにつけ,「やっぱり,普通は"オイトイテ"なんて覚えないんじゃ…?!」と思います.まあ,意味が分かってくれているから,助かっているわけなんですけれど.


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

和泉式部と平安宮廷と俵万智と [ことば]

先日の演奏会で,百人一首を歌詞にした合唱曲を演奏していました.
その歌を聴きながら,そっか,百人一首って丸暗記ぎみだったけれど,実は男女の恋の駆け引きの歌が多いんだよなぁ... などと,あらためて考えていました.

めぐりあひて 見しやそれともわかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな
(やっとお会いして,お顔を拝見したかしないかのうちに あっという間に帰ってしまわれたのですね,貴方は)

逢ひ見ての 後の心にくらぶれば 昔はものを思わざりけり
(お会いした後のこのつらさに比べれば,お会いする前の悩みなど,何も思っていなかったのと同じくらいです)

あらざらむ この世のほかの思い出に 今ひとたびの逢うこともがな
(もうすぐこの世にいられなくなる私ですから,せめてもう一度だけお会いしたいです)

※()内はうろ覚えの現代語訳です.たぶん,こんな感じだったはず.

ことばだけ見ると,実にドラマティックで大げさだけれど,たぶんに平安朝の貴族の「お遊び」が入っていたはず.いかに感動的な,いかに叙情的な歌を詠むかで競い合っていた,優雅な,まさに「駆け引き」なのです.たぶん.

こんな艶やかな歌集を,小中学生に丸暗記させるとは….なんとも,もったいないことで.

そう言えば,俵 万智さんの『チョコレート語訳 みだれ髪』(与謝野晶子の「みだれ髪」の万智流・現代語訳)もお勧めです.下の句が「うんざりしちゃうわこのオヤジには」となっている歌が好きです.こんなノリで勉強すれば,古文ってすごく楽しいと思います.

チョコレート語訳 みだれ髪

チョコレート語訳 みだれ髪

  • 作者: 俵 万智, 与謝野 晶子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「人生は,自分の脳がどのような個性を持っているかを見つけるプロセスである」と茂木さんは言った [ことば]

30分後にテレビが見たい(仕事中だけど)
茂木 健一郎さんが,今日の「笑っていいとも」に出演することを,今,知りました!
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/04/post_4fa5.html

あと30分で放映が始まる!
み,見たい… けど仕事中….
(後略)


結局観られなかったのですが,茂木健一郎さんのblogを読みました.
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/04/post_cae0.html
で,茂木さんの,
「人生は結局自分の脳がどのような個性を持っているかを見つけるプロセスである」
という言葉に打たれました.
おお,これぞ「くらっときた言葉」だ! と,しばし呆然.

自己分析が大好きな私にはたまらない言葉でした.
そうなんですね.

これまで30年ちょい生きてきて,これからも70年ほど生きていく.
それもこれも,「自分とは何か」を知るための旅路なのである.
いや,茂木さんは,「自分」とは言わず,「自分の脳」というパーツとしてとらえていますね.その微妙な客観視が,また私のツボにはまります.

さて.今日1日で,いったいどんな個性を発見できるでしょう.


子どもの夢、大人の夢 [ことば]

車内広告で、こんなコピーを見つけました。

まだ子どもだから夢を見て、
もう大人だから夢で終わらせない。

これは、とある大学のイメージ広告なのです。思わずクラッときちゃいました。 

そう。もう、大人なんだから。 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

生きているウオ,死んでいるサカナ [ことば]

「魚」という漢字は,かつて,ギョ,またはウオ,としか読まなかったそうです.サカナ,という読みは,酒菜=肴 から来ているそうで,本来の意味は「お酒といっしょに出される食べ物」のこと.昭和40年代には,生きている魚は「ウオ」であり,調理されて出てくる魚が「サカナ」である,というような使い分けをしていたそうです.

NHKラジオ第1放送の解説で,知りました.ふーむ.なるほど.

考えてみると,最近「ウオ」という言葉を使う機会がほとんどないように思います.せめて水族館では言ってあげましょうか….「うお?」


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

詩のはじまり [ことば]

ちからづよいことばは みじかい


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

ダメだしは「ダメ」じゃない [ことば]

以前、音楽の世界にいたとき「ダメだし」という言葉を知りました。最近では日常語として耳にすることが増えた,この言葉。でも、耳にするたびに違和感を覚えます。
ダメだしって、「それ、ダメだよ」と否定することなのでしょうか? 私がかつて聞いていたのは、もっと肯定的なニュアンスだったのですが。

演奏会の当日、本番前にすべてを通しで練習する「総げいこ(ゲネプロ)」があります。その後の本番直前、最終的な調整や注意があるのが「ダメだし」。もう本番直前なので、欠点を挙げつらってもしかたありません。ここさえ直せば完成度があがる、そんなポジティブな調整だったのです。

私の理解のほうがちがっていたのかもしれません。それに、言葉は生き物ですから、使っているうちに意味が変わることもあるでしょう。でも「ダメだし」だけは、いつもポジティブなものであってほしいと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。